喪の作業は必ずしも「大切な人の死」という体験の時だけに行われるものではありません。

 

例えば、

・災害等による住居や財産の喪失

・病気や加齢による、健康で若々しい理想の自分像の喪失

・引っ越しや転勤など、それまで住み慣れた環境の喪失

・進学や就職、結婚など、それまで帰属していた集団や家族の喪失

 

これらも一種の対象喪失であり、もちろんその喪失感に強弱はありますが、喪の作業が行われることになります。

 

こうしてみると、人は幼少期から老年期まで、そのライフサイクルにおいて、心や身体、取り巻く環境に変化が起きるたびに喪の作業を繰り返しているといえます。

別の見方をするなら、人は喪の作業を繰り返すたびに自分自身や周囲との関係を再構築し、新たな目標を見つけて成長していくものといえるかもしれません。

 

湘南さがみはりきゅうマッサージ

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